居眠り運転による死亡事故で賠償額が約7千万円認容された判例

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認容額 6835万2086円
年齢 63歳
性別 男性
職業 不明
傷病名

頭部外傷

判決日 平成26年12月15日
裁判所 東京地方裁判所

交通事故の概要

平成25年7月20日午前5じ27分頃、東京都あきる野市瀬戸岡17番地にある直線道路において、加害者が運転する普通乗用自動車が、道路の左側を加害者車両と同一方向に自転車で走行していた被害者に追突した。

被害者の事故後の経過

被害者は、本件事故により路上に転倒して頭部外傷等を負い、事故から約5時間後に死亡した。

判決の概要

本件事故の裁判では、加害者が運転中に居眠りをして安全を確認しながら進行すべき注意義務を怠った過失により本件事故が発生したことから、被害者に過失相殺すべき過失がないことは明白であるため、過失割合については争わず、被害者の損害及びその損害額についてが争点となった。
被害者自身の葬儀費用、慰謝料、逸失利益等については請求の一部が認められ、かつ、被害者遺族固有の慰謝料についても請求の一部が認められた。

認容された損害額の内訳

逸失利益 3065万2086円
慰謝料 3000万 円
葬儀費用 150万円
弁護士費用 620万円

※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。

監修者


アトム法律事務所

代表弁護士岡野武志

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高校卒業後、日米でのフリーター生活を経て、旧司法試験(旧61期)に合格し、アトム法律事務所を創業。弁護士法人を全国展開、法人グループとしてIT企業を創業・経営を行う。
現在は「刑事事件」「交通事故」「事故慰謝料」などの弁護活動を行う傍ら、社会派YouTuberとしてニュースやトピックを弁護士視点で配信している。

保有資格

士業:弁護士(第二東京弁護士会所属:登録番号37890)、税理士

学位:Master of Law(LL.M. Programs)修了