後遺障害と逸失利益の関係

後遺障害逸失利益を計算する方法

交通事故被害者の後遺障害について、慰謝料だけでなく逸失利益も請求できるらしいです。

逸失利益の計算方法の基本について弁護士さんに教えてもらいました。

後遺障害逸失利益の計算方法は!?

逸失利益の計算ってすごく複雑そうです!

逸失利益の計算は、至ってシンプルだよ。働ける期間の収入の減少分が逸失利益だ。逸失利益を現在の価値に修正する過程だけが少し分かりにくいかもね。

そんなに単純なら、わたしでも計算できるかも!

交通事故被害者の後遺障害について、慰謝料と並ぶ賠償項目として逸失利益があるそうです。逸失利益とは、後遺障害が残ったことによって、得られるはずであった収入が将来的に減少した損害をいいます。

逸失利益の計算式と、計算式の中の用語の意味は、以下の表のとおりだそうです。少し分かりにくいけれど、用語の意味さえ理解できればそんなに難しくないといわれました。

(まとめ表)

逸失利益の計算式

(基礎収入)×(労働能力喪失率)×(労働能力喪失期間に対応するライプニッツ係数)

基礎収入

被害者に後遺障害がなければ、将来的に得るはずであった年収

労働能力喪失率

後遺障害によって年収を低下させる割合

労働能力喪失期間

後遺障害によって年収が低下する期間

ライプニッツ係数

逸失利益を一括で受け取るにあたって、現在価値に修正するための係数

労働能力の喪失率・喪失期間はどうやって計算するの!?

先生、被害者が将来どれくらいの期間働けて、後遺障害によってどれくらいの割合で収入が減るかは、厳密には分からないんじゃないですか?

交通事故の裁判では、喪失率と喪失期間を擬制して、金額を決めることにしているんだよ。

裁判って、実はそんなにあいまいだったんですね。

逸失利益を計算する際の労働能力喪失率とは、後遺障害によって年収が減る割合のことをいうそうです。以下の表のとおり、後遺障害の等級ごとに、一律に割合が決まっています。

<労働能力喪失率まとめ>

等級

喪失率

等級

喪失率

1級

100%

8級

45%

2級

100%

9級

35%

3級

100%

10級

27%

4級

92%

11級

20%

5級

79%

12級

14%

6級

67%

13級

9%

7級

56%

14級

5%

労働能力喪失期間とは、被害者が後遺障害を受けたことによって、年収に影響を受ける期間のことをいいます。通常は、怪我の症状固定時から67歳までの年数になりますが、年齢や怪我の内容によって以下の表のとおり例外もあるようです。

<労働能力喪失期間まとめ>

 

始期

終期

未就労者

18歳または大学卒業時

67歳

就労者

症状固定時

67歳

68歳以上

平均余命の2分の1を喪失期間とする。

67歳以下の高齢者

67歳までの期間と、平均余命の2分の1のいずれか長い方を喪失期間とする。

むちうち症の場合

12級で10年程度、14級で5年程度に制限することが多い。

逸失利益の現在価値化ってナニ!?

現在価値への修正ってどういうことですか!?

1年後に100万円もらう場合より、今すぐ100万円もらえるほうが価値は高いのは分かるよね?

わたしは、今もらうと使いすぎるので1年後にもらいたいです!

それはきみの都合だけどね。。
たとえば、1年後の100万円を現在の価値に直す作業を現在価値化っていうんだ。3%で運用できる場合、現在価値は97万0874円になるね。

なるほど、たしかに堅実に運用できればお得ですね!

後遺障害の逸失利益の計算で最も分かりにくいのが、逸失利益の現在価値への修正過程です。事例を用いて弁護士さんに説明してもらいました。

47歳で年収500万円の男性に11級の後遺障害が残った事例では、労働能力喪失率20%、喪失期間20年になります。

この場合、逸失利益を何も意識せずに計算すると、500万円の2割分を20年間にわたって失うので、2000万円が逸失利益になるはずです。

しかし、本来は20年間にわたり年100万円ずつ受け取るはずだったのに、一括で2000万円を受け取ると運用利益分を不当に利得してしまうことになり不都合があるそうです。そのため、逸失利益を一括で受け取る場合に、現在の価値に修正する作業が必要になります。

交通事故の裁判では、年5%で複利の運用をすることを想定して、現在価値に修正する指標としてライプニッツ係数が広く利用されているらしいです。

20年分の逸失利益を現在価値化するライプニッツ係数は12.4622なので、受け取れる逸失利益は下の表の計算のとおり1246万円になります。

(まとめ表)

事例 47歳(喪失期間20年)、年収500万円、11級の後遺障害(喪失率20%)
現在価値への修正前 逸失利益=500万円×20%×20年=2000万円 本来は20年かけて受け取るはずなので、運用利益分が不当利得。
現在価値への修正後 500万円×20%×12.4622(20年に対応するライプニッツ係数)
1246万円
年5%の複利で運用するという想定で現在価値化する。
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